シュワルベのチューブの先端コアを外すと折りたたみやすい

2015/07/16[公開] 2016/07/24[最終更新]

 私がいつも購入しているチューブは、シュワルベの定番ともいえる700c用の18-28サイズの一番売れ筋のやつです。このシュワルベのチューブのバルブの先端部分が、上のアイキャッチ画像のように外れるのはご存知でしょうか。これなんのため?とずっと思っていました。

 前回記事でパンクチューブ3本まとめてパッチ補修したときに、このチューブの利点を初めて感じたという内容です。

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チューブをキレイに巻ける

 パンクしたチューブをパッチで補修したあと、それを予備チューブとして持ち運ぶのにチューブを巻いて折りたたんで束ねるのが簡単なのです。基本的な予備チューブの折りたたみ方は、あさひのライディングマニュアルの通りです。

サイクルベースあさひ|予備チューブの保管方法

 2行でまとめると簡単そうですが、

  • 手順1バルブと反対方向から巻きながら空気を絞り出す
  • 手順2バルブ側から巻いて束ねる

空気が完全に抜けない

 実際にやってみると、なかなか空気がキレイに抜けてくれないのです。いままで高圧でパンパンに膨れ上がっていたチューブだとなおさらです。

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 バルブの先端をポンポンと押しながら空気を出そうと思っても、完全に出し切るのは難しいです。

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 なんとか出し切ったと思って、逆から巻いて行ったら最後にどうしても空気が残ってしまうのです。これでは新品チューブと比べちゃうと残念な気分です。

先端コア部分を外すと

 シュワルベのチューブだと、バルブの先端のコア部分を取り外すと完璧に空気を絞り出すことができます。

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 コアを外すだけで、ものすごく簡単に空気を抜き切ることができます。

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 コア部分はペンチでしっかり締めます。先端のネジも閉めれば空気は入らなくなります。

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 バルブ部分から折りたたんでいっても、最後まで完全に空気が抜けているのでキレイに巻けました。

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 サランラップで巻いて持ち運び用予備チューブの完成です。新品チューブとパッと見わからないくらい上手にできました。

本来のコア分離の用途は

 ネットで調べますと、本来のバルブ先端のコアを外す用途は、パンク防止剤(タイヤシーラント)を注入しやすくするためらしいです。

バルブコア部分のパーツも売っています

 このシュワルベの先端部分のバルブコアだけ購入することができます。ここだけ壊れてたり失くしたりしても大丈夫そうです。

 

今後もシュワルベ指定で

 私のDefy4のGiant標準ホイールのS-R2にピッタリです。以下の理由がひとつ増えて、今後もシュワルベ指定でいく予定となりました。

  • 理由1バルブ長が40mmでこれより短いとたぶんS-R2では空気が入れられない最安値チューブ
  • 理由2どこでも売っているので入手しやすい定番商品
  • 理由3パッチでパンク修理したチューブをキレイに折りたたんで予備チューブとして持ち運びやすい

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