新しい投稿や記事を修正したときに、 Google Search Consoleでいち早くGoogle検索にインデックス登録してもらうために利用していたFetch as Googleですが、いつものように利用しようとしたらこんなメッセージが画面上に出ていました。
重要: このツールは 2019/03/28以降はご利用いただけなくなります。代わりに 新しい URL 検査ツール をご利用ください。
少しずつ新しいSearch Consoleに機能が移っていますが、いよいよ Fetch as Google はなくなり、URL検査ツールというところでインデックス登録の依頼をかけるようになるようです。Search Consoleでは、Fetch as Googleしか使っていない私にとっては一大事です。
このページの目次
Fetch as Googleは重要
新しい投稿記事を公開しても、Google botがサイトにクロールしに来てくれて新しい投稿記事をインデックス登録してくれない限り、Google検索でページが上がってくることはないです。
特に何もしなくても、2週間~1か月くらい待っていればGoogle botが自動巡回で来てくれてインデックス登録されるようになりますが、それでは遅すぎます。Fetch as Googleでこちらからインデックス登録依頼をすれば、最短でクロールに来てくれるようにこちらからお願いすることが可能です。
実は私は、WordPressを始めてから1年くらいこの仕組みを知らずに、一生懸命書いた記事なのに何日経っても全然検索に上がってこないで悩んでいました。タイトル全文で検索してもかすりもしないので、心が折れそうになった経験があります。忘れたころに検索に上がるようになるので何とかモチベーションを保てましたが、Fetch as Googleなんて方法があると知ったときは目からウロコでした。
それ以来、新しい投稿を公開したらすぐ Fetch as Google、記事内容を更新したらとにかくFetch as Google。 Search Consoleでは他の項目はほぼ見ていませんが(見方を知らないというのもあり) Fetch as Googleだけは特別でした。
新しいSearch ConsoleではURL検査ツール
では、今後お世話になるであろう新しいSearch Console画面のURL検査ツールでインデックス登録を依頼する手順を確認しておきましょう。
まずは、「新しいSearch Consoleを利用する」ボタンを押して新しいSearch Consoleへ移動します。
新しいSearch Console画面で常に上部にある 検索バーのところに、対象ページのhttp://(もしくはhttps://~)から始まるURLをコピーアンドペーストで入力してEnterキーを押します。
いままでのFetch as Googleだと、ドメインの後ろのパーマリンク部分だけを入力していましたが、今後はURL全体を貼り付けます。
しばらく待つと現在のインデックス登録状況の検査結果が出てきます。下の画像は新規の投稿記事を公開した直後のURLの結果なので「URLがGoogleに登録されていません」の結果になっています。記事を更新したので再リクエストしたい場合は「URLはGoogleに登録されています」となっているはずです。
その右下にある、ページを変更しましたか?「インデックス登録をリクエスト」という文字のリンクをクリックします。
インデックスに登録可能かどうかテストする…のチェックにしばらく時間がかかるので待ちます。1~2分かかると出ている通り実際に待たされます。
とくに問題がなければ、「インデックス登録をリクエスト済み」の表示に変わります。
URL検査ツールでインデックス登録をリクエストする作業は以上で完了となります。あとはクロールされるのを待つだけです。
1日経過でチェック
24時間経ってから、もういちど新しいSearch ConsoleでURLを入れて検査してみました。
「URLがGoogleに登録されていません」の表示は変わっていませんが、その下のガバレッジのところが「クロール済み」になっています。 クロールされた時間を見ると、インデックス登録をリクエストをした5分後くらいにクロールされているようです。
クロール済みであるがインデックス登録はされていないという状況がどういうことかよく分かりませんが、詳細ヘルプを読むと1~2週間くらいでインデックス登録もされた状態になるようです。
Google検索で記事タイトルで検索するとちゃんと検索結果に上がっているので、目的のFetch as Googleと同じリクエストはできているということで問題なしです。
一週間後
(追記)最初のインデックス登録リクエストを送って7日後にもう一度URL検査をすると、無事「URLはGoogleに登録されています」になっていました。
3/28以降も大丈夫
以上で、Fetch as Googleが終了してしまう代わりに、新しいSearch ConsoleのURL検査ツールを使って変更があったURLのクロールの再リクエストができることがわかりました。
リクエストした履歴一覧が出ていないので、時々リクエストし忘れてないか不安になったときにURL検査をしないといけなくなりますが、たいした手間ではないでしょう。