Debian 9 StretchサーバーにWordPress4.8をインストール

2017/07/22[公開]

 このサイトの自宅WEBサーバーをDebian 9 Stretchにしました。今回は、新規インストールしたDebian Stretch+Nginx+PHP7.0+MariaDBのLAMP環境にWordPress4.8を新規インストールする手順です。

  WordPress Codex日本語版のWordPressのインストールのいろいろなケースでのインストール手順を元に、私が新規インストールする場合に行う手順を書き出した内容です。

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前提

 こちらの記事の通りに新規インストールしたWEBサーバーでの手順です。

Debian 9 StretchでNginx+PHP7.0+MariaDBをインストール

 いまどきなら、最初からSSLサイト前提でも良いかもしれません。

letsencrypt利用 Debian 9 StretchのNginxをSSL(http2)サイト化

ダウンロードと設置

 wgetコマンドで最新WordPress日本語版をダウンロードして展開します。ダウンロードするディレクトリに移動しておきます。(ユーザーのホームディレクトリなど)

$ wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
$ tar -xzvf latest-ja.tar.gz

 

 WordPressオリジナル版の場合はこちら(日本語版との違いは公式をご覧ください)

$ wget http://wordpress.org/latest.tar.gz
$ tar -xzvf latest.tar.gz

 

 展開されたwordpress ディレクトリの中身をすべて、Nginxの初期公開ディレクトリ/usr/share/nginx/html に設置します。

# cd wordpress
# cp -R * /usr/share/nginx/html/

 

 公開ディレクトリに丸ごと所有者をnginxに変更します。

# chown -R nginx:nginx /usr/share/nginx/html

WordPress用データベース作成

 MariaDBにWordPress用データベースを作成します。今回の環境では、phpmyadminにrootでログインできないのでSQLコマンドを利用します。

 こちらの設定で作成した例です。

  • WordPress のためのデータベース名: my_database
  • MySQL データベースのユーザー名: wp_user
  • MySQL データベースのパスワード: password
  • MySQL のホスト名: localhost

今回の環境では、データベース名に ハイフンが使えませんでした。_ は使えました。

# mysql -u root

MariaDB [(none)]> use mysql

MariaDB [mysql]> CREATE DATABASE wp_database;

MariaDB [mysql]> GRANT ALL PRIVILEGES ON wp_database.* TO "wp_user"@"localhost" IDENTIFIED BY "password";

MariaDB [mysql]> FLUSH PRIVILEGES;

MariaDB [mysql]> exit

インストールスクリプトの実行

 ブラウザーからhttp:// [site-url] /wp-admin/install.php と入力してインストールスクリプトを実行します。wp-config.phpが存在していないので、wp-config.phpの自動作成スクリプトも始まります。

wp-install-2
オリジナル版では、言語選択画面が出ます。(日本語版は出ない)
wp-install-3
wp-config.phpの自動作成の説明が出るので「さあ、始めましょう!」で進む
wp-install-4
先ほど作成したデータベース情報を間違いなく入力
wp-install-5
入力が間違いない場合、この画面で「インストール実行」
wp-install-6
WordPressのユーザー名、パスワードなどを入力して「WordPressをインストール」

ここで作成したユーザー名とパスワードが、WordPressの管理者となるので忘れないようにメモしておきます。

wp-install-7
以上でインストール完了

動作確認

 インストールが完了したら、http:// [site-url] /wp-admin で管理画面にログインできたら、新規インストール作業の完了です。

注意点いくつか

 最後に、よくある注意点をいくつかご紹介します。私がいつも忘れて慌ててしまうポイントです。

wp-config.phpファイルに書き込むことができません

 WordPressのインストールスクリプトで「wp-config.phpファイルに書き込むことができません」のエラーが出る場合です。これは、公開ディレクトリの所有者をnginx:nginx にすることで改善しました。(Debian Apacheの場合はwww-data:www-data )公開ディレクトリの中身だけではなく、ディレクトリ自体を変更する必要がありました。

正しくは

# chown -R nginx:nginx /usr/share/nginx/html

 

×これは間違い

# chown -R nginx:nginx /usr/share/nginx/html/*

WordPressの自動更新ができない

 WordPressの自動更新や、プラグインのアップデート、メディアのアップロードなどの操作をしようとすると、FTPのログイン画面が出て操作できない場合です。

 これも上記と同じく公開ディレクトリの所有者を変更すれば直りました。

パーマリンクの設定を変えると404エラー

 WordPressの管理画面でパーマリンクの設定を標準のものから変更すると、404エラーが出てサイトが表示されなくなる場合です。

 Nginxの場合は、/etc/nginx/conf.d/default.conf  もしくは同じディレクトリ内の該当ファイルのserver { } 内に下記を追加します。

location / {
    try_files $uri $uri/ /index.php?q=$uri&$args;
}

WordPressの画面が出ない

 Wordpressのインストールが完了したのに、WordPressサイト以外のページが表示されたり、管理画面へのログイン画面が出ない場合です。

 これは、WordPressの公開ディレクトリにindex.html やindex.htm ファイルが存在したままになっていれば取り除きます。

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