ここのデフよんサイトを稼働させている自宅WEBサーバーを6年ぶりにリプレースしました。いままでのJ5005-ITX(6年前の記事)でずいぶん安定してたので久しぶりの刷新ですが、完全無音、超省電力のまま、パワーアップ狙いでIntel CPU N100搭載の同シリーズマザーボードに換装しました。
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ファンレスマザーボード
マザーボードはAsRock製のN100DC-ITXです。とにかくIntel CPU N100搭載です。いままでの超省電力CPUシリーズとは比較にならないほど性能がいいと評判のN100です。性能がいいとはいえハイパワーの最新CPUと比較したら弱っちいですが、超省電力CPUの中での比較なら頭ひとつもふたつも飛びぬけたCPUが出たものです。
うちのファンレス・無音・自宅サーバーに欠かせないAsRockのシリーズのN100版のこちらを購入しました。メモリーやSSDの追加価格を考えると、N100搭載ミニPCのほうが安いかもしれませんが、自作PCの趣味も兼ねているのでこの製品にしました。
ASRock オンボードCPU ファンレス マザーボード N100DC-ITX Intel CPU N100搭載 Mini ITX 【国内正規代理店品】
SSD、メモリー、ACアダプター
CPUと電源はオンボードなので、あとはSSDとメモリーとACアダプターを用意しました。
SSDは、PCIe Gen3x4のこちら。マザーボード側はPCIe Gen3x2となるようです。
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メモリーは、DDR4 3200 (PC4-25600)の16GBのこちら。デスクトップ用DIMMであることに注意です。(ノート用サイズではありません)
ACアダプターは製品マニュアルを見ると、19Vの差し込み口が丸形の内径 2.5mm/外径 5.5mmの形のもので、HDDが1個(当然SSDも1つ?)の場合は35W出力が必要とのこと。Amazonのよく一緒に購入されている商品に対応ACアダプターが出ていますが、家にころがっているアダプターを探したらちょうどいいのがありました。
富士通のFMV-AC326Cです。昔のモバイル用ノートに付属していた小さいサイズのACアダプターなので、中古から探す場合はお値段手頃に入手できると思います。
組み立て
組み立ては簡単です。マザーボードにメモリーとSSD(ヒートシンクを付けました)を取り付けます。
ケースに入れた状態。電源内蔵なので内部も前よりずいぶんスッキリしました。バックアップ用に余ってるSATA SSDも内蔵させています。
以上で完成です。このケースは20年前にレジ用PCだったものを流用しています。ケースにXPのシールが貼られたまま家で長年稼働してくれています。
Debian11インストール
家ではWEBサーバーはOpenLiteSpeedを使っています。OSはDebianで簡単インストールに対応しているのはDebian11までのようです。最新Debian12はあきらめてDebian11.8をデスクトップ環境なしでインストールしました。
LAMP設定やOpenLiteSpeedのバーチャルホストでWordPressをインストールする手順は、Debian10の過去記事のままで行けました。詳細は過去記事を参考にしてください。
すでにこのサイトはN100の新マザーボードで稼働しています。サイトの表示は毎日見ている私にしか違いがわからないかもしれませんが、WordPressの管理画面の操作などがあきらかに早くなったと感じています。新しくして、快適に使えるようになってよかったです。