国道6号の四ツ木橋を、自転車で車道を走行して渡る方法を考えてみました。今回は車で通っただけですが、エリア的に機会は少ないとはいえ自転車で通ることになったときに、予備知識なしでは車道走行は無理だと言えるでしょう。
Googelマップではこちらです。荒川を渡る橋で、四ツ木橋と新四ツ木橋と並行していますが、新四ツ木橋は車道自転車通行禁止ですが、四ツ木橋は自転車通行可です。水戸街道をまっすぐ突っ切る方が四ツ木橋です。
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橋の上だけ片側一車線
先に、この四ツ木橋の特異性を理解しておく必要があります。それは、橋の上だけは片側一車線になるということです。橋にかかる手前までは片側2車線になっているのに、橋の上だけ車線が無くなっているという表現がぴったりでしょうか。
私はこの橋を通ることは滅多にありませんが、もうずいぶん昔からそうだった記憶があります。橋の上はやけに狭いけど、車線のラインが古くなって消えているだけなのかと違和感を感じつつも、みなさん2列で走っているのでそんなものかと通過して、橋を渡り終われば2車線に戻るので狭い橋だったなとしか考えなかったような記憶があります。
この日は数年ぶりに柴又に行った帰りに通りましたが、右車線に寄れの矢印標示もあるし、自転車ナビマークが車線左に描かれるようになっていて、あきらかに1車線だと昔よりわかりやすくなっていると感じました。
それでもやはり慣例なのか、みなさん2列で走っていますが、自転車乗りにとって車線左の自転車ナビマークをずっと踏み続けながら走るのはありえないと考えてしまいます。
違反ではない
同一車線内であれば、並走・すり抜け・追い抜きは違反ではないのは自転車やバイク乗りなら知っていますが、車乗りからは危険だと批判される事象です。それが、いざ車同士が同一車線で走れるようになったら、ほら見たことか並んで走るでしょと言いたくなる気持ちも湧いてきます。
普段は右側の車列が渋滞で止まりがちなところを、左側の車列でスィーと行ってるんだろうなと想像できますが、右側が流れているのに左から勢いよくすり抜けるなんて、自転車でもやらないよって感じたドライブレコーダー動画をYoutubeに上げています。
自転車ナビマークがあるなら走れる
前置きが長くなりましたが、久しぶりに通ったら自転車ナビマークが描かれるようになってたことに気付いたというのが本題です。この四ツ木橋は堂々と自転車で車道走行可能ということが確定したわけです。
下り側(千葉方面)は左を走っていれば自然に進めますが、上り側(都心方面)はこの橋に辿り着くのは自転車ではまず無理と思えるので、車道走行可能かどうかすら考えが及ばなかったのがナビマークのおかげで進む方法を見つけることができました。
2段階右折で分岐へ
四ツ木橋の手前に、四ツ木陸橋があります。陸橋は自転車進入禁止なので、側道を進むため、四ツ木橋と新四ツ木橋の分岐では片側5車線の一番左にいるので、この時点で5車線の右から2車線で分岐している四ツ木橋方面に自転車で行くのは無理がありすぎます。
しかも手前に分岐している新四ツ木橋へは車道自転車進入禁止なので、それより向こうにある四ツ木橋が車道走行OKとは想像すらできません。しかし事前に知っていれば、手前にある交差点で2段階右折をして、四ツ木橋の分岐に左折で入ると簡単に行けるでしょう。
さらに、水戸街道直進方向は赤信号なので、空いているうちに安全に一気に橋を渡ることができやすくなります。
歩道からでも渡れます
これで、こんど四ツ木橋を自転車で渡ることがあれば車道走行で行くことができそうです。
もちろん四ツ木橋も新四ツ木橋も歩道側を通れば安全に渡ることが可能です。上図の一つ先の横断歩道を渡れば、どちらの橋の歩道にも行けますし、一番左車線の側道を進んでも、スロープ付きの階段から新四ツ木橋の歩道に行けます。普通は歩道を進んで荒川を渡るのをお勧めします。