WinSCP用に秘密鍵をコンバートしてSSH接続する

2014/11/23[公開]

 前回、TeraTermで鍵認証ログインの設定をしたので、WinSCPにも合わせた設定をします。サーバー側の設定はそのままで、TeraTermで作成した秘密鍵をWinSCP用にコンバートするだけです。

このページの目次

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秘密鍵をWinSCP用にコンバートする

 WinSCPを起動します。

ssh5

  1. 「ツール」をクリック
  2. 「PuTTYgenを実行」をクリック

ssh6

「Conversions」メニューの「Import key」をクリック

ssh7

秘密鍵ファイルを選択して「開く」

ssh8

秘密鍵のパスフレーズを入力して「OK」

ssh9

「Save Private key」をクリック

ssh10

拡張子ppkで、任意のファイル名を入れて、「保存」をクリック

ssh11

以上てコンバート完了です。「×」で閉じます。

ログイン方法

 WinSCPを起動します。

ssh13

  1. 「ツール」をクリック
  2. 「Pageantを実行」をクリック

ssh14

 WindowsのタスクバーにPageantのアイコンが出てるのでダブルクリックします。

ssh15

「Add Key」をクリックして

ssh16

さきほどコンバートした鍵ファイルを選択して、「開く」

ssh17

秘密鍵のパスフレーズを入れて「OK」

ssh18

リストにファイルが追加されたら、「Close」で閉じます。

ssh19

 ホスト名、ポート番号、ユーザー名、パスワードを入れて「ログイン」します。

※パスワードは、鍵のパスフレーズではなく、サーバーのユーザーパスワードです。

ssh20

初回は警告が出るので、「はい」で進みます。

ssh21

ログインできたら成功です。

最後にひとこと

 これで鍵認証ログインができるようになりました。ログイン情報を保存することもできるようですが、PCを持ち歩いてるので安全を考えてホスト名やポート番号は毎回入力しています。

 私の場合はrootログイン禁止なので、パーミッションの関係上ファイル転送はログインしたユーザーフォルダにしか転送できません。ファイルを転送する場合は、WinSCPでユーザーフォルダに転送→TeraTermでさらに移動という方法を取っています。

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