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整備されたのに山手通りの車道は自転車で走りにくい

2015/06/18[公開]

 山手通りの富ヶ谷から西池袋の間くらいをロードバイクで車道を走るのは、とても走りにくいというお話です。首都高速中央環状線が 数年前に地下に開通したのに合わせて、山手通りの一般道も拡張整備されたのですが、現在の道交法改正や自転車事情(特にロードバイク)には合っていない道路計画だったようです。

 地図ではこの辺のことです。

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道交法改正前の道路設計

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 この区間の山手通りの特徴は、とても幅広く歩道が作られていて、歩行者レーンと自転車レーンに区分けされています。さらに片側車道2車線の横には乗用車一台分の横幅がある停車帯が設けられている区間が続きます。

 一見、最先端の道路のようでありますが、2013年の道交法改正前の古い設計のままです。

自転車用レーンはあくまでも歩道

 自転車用レーンがあるんだからそこを走れよと、車のドライバーは思うかもしれません。しかし、2013年に道交法が改正され、自転車は車道を走るのが原則となりました。

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 自転車用レーンはあくまでも歩道なのです。自転車レーンを走ってても、お巡りさんに注意されることはないですが、ひとたび歩行者と事故を起こしてしまうと、歩道上の事故として処理されてしまいます。歩道なので逆走自転車だって許されます。

 さらに道交法どうこう以前に、歩道なので脇道があるたびにガタガタと段差を超えて走ることになるので、ロードバイクでは走りたくない自転車レーンでもあります。

車道の脇は路側帯ではなく停車帯

 自転車で車道を走るとなると、車両通行帯の脇にあるやけに幅の広い路側帯みたいなのはなんなの?と思うのが山手通りの特徴です。

路側帯とは

 「歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によつて区画されたものをいう。」

引用:道路交通法第2条

 山手通りの場合は、歩道があるので路側帯ではないようです。どうやらこれは停車帯というものらしいです。

停車帯とは

停車帯(ていしゃたい)は、道路構造令で定められた日本における道路の設計に関する用語で、主に都市部の道路で駐停車の多い区間において、「主として車両の停車の用に供するために設けられる帯状の車道の部分」(道路構造令第2条第14号)を指す。

引用:Wikipedia|停車帯

 停車帯であるという根拠は、首都高速道路(株)のコチラのサイトを見ての判断です。

参考サイト:東京SMOOTH|山手通りの整備

停車帯は走りにくい

 停車帯というのは、人の乗り降りや荷物の積み下ろしなどで停車するためのもので、一応自転車は通行することができる車道の一部ということです。

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 もちろん駐車禁止なのです。

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 停車帯の幅が1.5mしかないため、3ナンバーの車が停まってるだけで後ろからくる車に注意しながら走らざるをえません。

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 この停車帯の幅が絶妙に走りにくいのです。

車が停車していなくても

 たとえ車が停車していなくても、この停車帯というのは路側帯とは違って切れ切れで作られています。車が間違えて走行しないためなのかわかりませんが、自転車で走っていると頻繁に車線変更をしながら進むことになるので、やはり走りにくいです。

停車帯は途切れ途切れで設置されている。
停車帯は途切れ途切れで設置されている。

実際に走ってみた

実質、路側帯エリアがない片側2車線の道路という感じです。

いまどきではない

 山手通りの整備工事は、地下の高速道路の工事も含めて20年くらいかけて作ったという記憶です。上記の首都高速道路(株)のサイトを見ても設計されたのは20年前くらいのデザインです。自転車は歩道を通る前提なのと、路上駐車を誘発しやすい停車帯を採用というのも20年前の道路事情の発想ですね。

 最近完成した道路というイメージですが、いまどきの設計なら停車帯ではなく自転車専用レーンになっていたところでしょう。

最後にひとこと

 私は山手通りよりも、他のルートの選択肢があれば、環七や明治通りを優先してしまいます。

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