環七と目黒通りが交差する、柿の木坂陸橋下の交差点です。最近、右折車両分離方式の信号に変更されました。歩行者や自転車にやさしい交差点に変わったという内容です。近くには碑文谷警察署があり、交通安全モデル交差点に指定されています。
Google Mapではこの辺です。
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右折車両分離方式へ
いままで環七から目黒通りへ進む場合の信号は、非分離式信号でした。直進信号が青と同時に、右折信号も青になっていました。その後、右折信号だけが青になってから、赤に変わる方式でした。(過去記事参照)
これが右折車両分離方式になり、直進が青のときは右折は赤で、その後右折信号だけが青になる方式に変わりました。
歩行者にやさしい
横断歩道を渡る歩行車と自転車の安全性が上がりました。この交差点は左折レーンがあるため、左折レーンの横断歩道を渡るときに左折車に注意しないといけませんが、目黒通りを横断している間は右折車が来ないので安心です。
右直事故の心配なし
交差点事故の原因のうち、右直事故を減らす方式がこの右折車両分離方式です。車道を走る自転車にとって、安全性が格段に上がるのでうれしい変更となりました。
特に、信号が青のまま速度が出ている状態で、交差点内に進入するときに右折車が来ない安心感は、ほんとうに助かります。
実際に通った動画
デメリット右折渋滞が増える
歩行者と自転車にはメリットしかない変更ですが、車にとっては右折渋滞が増えるデメリットがあります。この交差点は私も車でよく通りますが、変更直後は右折渋滞が酷かったですが、すぐに右折信号の時間設定が長く変更されたようで、現在では変更の影響はなくなった気がします。
走りやすくなりました
都内の交差点は、これからも歩車分離式信号に変わっていくでしょう。少しずつ変わっているので、なかなか気付かないですが、自転車が走りやすい道路に改善しているという良い例と言えるのではないでしょうか。自転車を車道に追い出す法改正だけじゃないのを感じます。
今日は環七大原方面から目黒通りに右折するまで10分ほどかかりました。
手前の交差点まで右折渋滞が伸びていたので、
理由を調べたらこういうことだったのですね。
ドライバーにとっては困りますね
とくに土日は渋滞しやすいですね。