タンソンニャット空港から109番バスでホーチミン市内へ移動。帰りはUber

2017/03/11[公開] 2020/01/22[最終更新]

 2017年2月、ベトナム・ホーチミンのタンソンニャット国際空港から、ホーチミン市内のホテルまでの移動にトラベラー向けバスである黄色い109番バスを利用してみました。日本から到着したときの国際線ターミナルからと、そのあと行ったフーコック島から帰ってきた国内線ターミナルからの2回乗りました。ホテルから空港へはUberを利用したので料金比較ができました。

詳しいルートなどは、SATSCOの公式サイトをご覧ください。

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スーツケースを持っての移動を考える

 私たちは夫婦2人でスーツケースを持っての移動となります。2年前に夜便でホーチミンに来たときは、タクシー利用しか選択肢がなかったのですが、到着後すぐにベトナム語しか話さない運転手と、慣れないベトナムドンでの支払いで、あせって多めに出してしまったトラウマありです。金額的には約500円多く払っただけですが、旅の出鼻をくじかれた思い出です。

 今回は旅行者向けの黄色いエアポートバスが運行開始されているし、Uberもホーチミン市内で利用できるようになって、空港から市内への移動方法の選択肢が増えています。空港からUberを利用するのは、ピックアップの待ち合わせで無理があると容易に想像できるので、黄色いエアポートバスを利用しました。

 乗ったのは、ベンタイン市場の方に行く109番バスでした。ドンコイ通りも含む要所ホテルを巡回する49番シャトルバスの方に乗りたかったのですが、なぜか109番バスのチケットしか買うことができませんでした。理由はわかりません。

バス乗り場へ行く

 国際線、国内線どちらのターミナルも到着口を出て、横断歩道を渡ってすぐ右のほうに停留所があります。国際線ターミナルは始発なので、黄色いバスが停まっていればすぐにわかります。もしくは下の写真の看板か、黄色か黒いバスのTシャツを着た係員がいるので迷うことはないでしょう。

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到着口を出て横断歩道を渡った右側(画像は国内線出口)
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バス乗り場(画像は国際線出口)
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109番バスの料金は市内中心部(5km以上)までひとり20,000ドン
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係員からチケットを買う

49番には乗れず109番のチケットを買う

 チケット売りの係員さんに聞かれるのは宿泊するホテル名です。そうすると、購入したバスチケットに降りるバス停をメモして説明してくれます。

 1回目に乗ったときは、ベンタイン市場近くのホテルだったので109番バスでよかったのですが、2回目のときはドンコイ通りのホテルだったので料金倍(40,000ドン)の要所ホテルを巡る49番シャトルバスに乗りたかったのですが、なぜか109番のチケットしか買えませんでした。

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今回49番のシャトルバスには乗れなかった

スーツケースでも余裕で乗れる

 109番バスは座れるシートが少ないですが、2回とも乗客みんな座れるくらい空いていました。スーツケースを持っていても余裕で乗ることができました。フリーWifiも完備しています。

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車内はスーツケースでも余裕です

車掌によって親切度が違う

 バスには、運転手とは別に車掌さんが乗り込みます。途中で乗ってきたお客さんにチケットを販売したり、乗客が降りるべきバス停をお知らせしてくれたりします。しかし、私たちは2回目に乗った時にバス停を乗り過ごしてしまいました。

 1回目に乗ったときは、空港でチケットを販売していた係員さんが直接バスに乗り込み、そのまま車掌さんになりました。このときは、降りるバス停が近づいてくると、車掌さんが席まできて次降りるように案内してくれました。降り際には、ホテルまでの行き方まで詳しく説明してくれたので、なんて親切なバスなんだと感心したのです。

 2回目の時は、チケットを買った係員さんではなく、別の人が車掌さんになりました。てっきり乗客がどこで降りるのか、引き継ぎされていると思っていたのは浅はかな考えだったようです。今回はバス停でドアが開いたら、「降りる人はおりてー」という扱いです。乗客の旅行者達もみな「???」という感じで、結局ベンタイン市場前のバス停でみなさん降りることに。

 私たちはドンコイ通りに一番近いバス停で降りたかったので、Google Mapで見てたら完全に乗り過ごしているわけで、車掌さんに言ったら「折り返し便に乗り換えればいいよ。」ということで、終点の9/23公園の折り返し営業所のようなところでバスを乗り換え戻りました。結局、むちゃくちゃ時間がかかることになりました。

 チケットを買った係員が車掌さんにならなかった場合は、車内フリーWifiがあるので、自分でGoogle Mapを見ながら最寄りバス停で降りるのがよさそうです。SOSと書かれている「次降りますボタン」もあるので押せば確実に停まってくれます。

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車掌さん達と、折り返し便を待つ羽目に

市内から空港へはUber利用

 帰りのホーチミン市内から空港へも、この黄色いエアポートバスを利用することができます。しかし、私たちは帰りはUberを利用しました。ホテルの目の前まで来てくれるし、支払いは登録クレジットカード払いだし、値段も1回目74,202ドン、2回目 77,563ドンでした。これなら、2人の場合は帰りはわざわざバスを利用することはないでしょう。それでも空港から市内へ行く際は、次回もこの黄色いエアポートバスを利用しようと思いました。

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