ロードバイクDefy4(2014)のキックスタンドを新調しようとしたが

2020/08/03[公開] 2020/08/18[最終更新]

 コンポーネント交換をしたついでに、Defy4のキックスタンドをクイックレリーズに取り付けるタイプに新調しようとしましたが、結局やめて元のフレームに取り付けるタイプに戻しました。

 街乗りメインでいろいろな場所の駐輪場に停めるため、ロードバイクといえどもスタンドがあった方が便利です。ロードバイクにも取り付けられる軽量スタンドは、どれを選んでもしっかり取り付けられないのを覚悟でいろいろ試してみるしないでしょう。

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クイックリリースタイプを購入してみた

 いままでフレームに取り付けるタイプを使っていたので、隣の芝生は青く見える心理で今度はクイックレリーズに取り付けるタイプでAmazonで探して購入してみたのがコチラです。

 取り付け部分に突起があるので、これがフレームに引っかかってズレない構造のようです。

届いたキックスタンド
届いたキックスタンド

 取り付けようとして気づきましたが、このスタンドはクイックレリーズのレバーじゃない方の受け口側の小さいフタみたいなやつの代わりに取り付けるわけです。

取り付けをイメージしてみる
取り付けをイメージしてみる

 そうなると通常とは逆向きにクイックレリーズを取り付けなくてはならないです。スタンドは進行方向左側にくるので、スプロケ側にクイックレリーズのレバーが来なくてはいけなくなります。

 しかし下画像の今ついているShimanoのクイックレリーズ(Giantストアでコンポーネント交換作業後から)は、レバーが横から出ているタイプなのでクルクル回そうとするとフレームに当たるので反対側のレバーじゃない方をクルクル回して締める必要がありました。

この形状のクイックレリーズはスタンドと相性が悪かった。
この形状のクイックレリーズはスタンドと相性が悪かった。

 そうすると、クイックレリーズを左右逆に取り付けると回らないのです。それ以前に逆じゃなくてもスタンド側をクルクル回して締めるのは絶対不可能でした。

クイックレリーズも購入することに

 ということで、一般的な縦にレバーが付いていてクルクル回しやすいクイックレリーズを購入しました。コンポーネント交換してもらったジャイアントストアで元のこのタイプのクイックレリーズもろとも古いパーツは処分してもらったので、余計な出費となりました。

 元の長さは130mmのものですが、購入したのは135mmのものです。少し長いほうがしっかりネジが奥まで入って固定されると思います。

購入したのは135mmのもの

 自転車をひっくり返して、クイックレリーズを付け替えました。狙い通りレバーがクルクル回って締めることができ、レバーを倒してもケーブルと干渉せず締めることができました。

スプロケ側にレバーのほう
スプロケ側にレバーのほう
反対側にキックスタンド
反対側にキックスタンド
レバーがケーブルと干渉しない
レバーがケーブルと干渉しない

 取り付け完了です。立てかけてみました。まあいい感じでスタンドできました。

取り付け完了
取り付け完了
スタンドを上げた状態
スタンドを上げた状態
うしろから
うしろから

 スタンドの長さは赤いボタンを押すとストッパーが外れて調整できます。引っ張りすぎるとスポッと外れます。また赤いボタンを押しながらはめれば元通りです。

足の長さの調節ができます。
足の長さの調節ができます。

クイックレリーズがひん曲がるかも

 気になったのがクイックレリーズ一本で支えているので、クイックレリーズ自体がひん曲がってしまう可能性があるということです。

 スタンドを立てた状態で体重をかけるとぐにゃーと曲がります。スタンドにストッパー役の突起があるのでしっかりクイックレリーズを締めた状態なら、ある程度はひん曲がるのを防ぐことができますが限度があると思います。構造上、ひん曲がるのはスタンドよりもクイックレリーズのほうです。

 とくにメンテナンス時にクイックレリーズを緩めた状態で体重をかけてしまうと、かなり簡単にグニャーといってしまいます。今年は梅雨が長かったので全然乗っていないのに、気が付いたらすでに曲がっていました。曲がったら水平に曲げ戻せばいいだけですが、完全に真っ直ぐの状態に戻すことは不可能です。タイヤ交換のときなどクイックレリーズを抜くときに一度曲がったのは抜けにくくなるので力を入れて引っこ抜かなくてはなりません。

微妙に先のほうが曲がってしまった
微妙に先のほうが曲がってしまった

フレームに取り付けるタイプに戻した

 せっかく新調したスタンドでしたが、本格的に乗り始める前に6年間つかっていたお古のフレームに取り付けるタイプに戻しました。

 ミノウラのSL-27というスタンドですが、すでに現行商品ではなくなっているようです。現行品は細いほうのフレームに取り付ける金具が輪っかになっているようです。

 フレームの傷を少し防ぐためにパンクしたチューブを巻き付けてから取り付けました。

パンクしたチューブを切って巻き付けでフレーム保護
パンクしたチューブを切って巻き付けでフレーム保護
取り付け
取り付け
スタンドで立ててみた
スタンドで立ててみた
スタンドをあげた状態
スタンドをあげた状態
うしろから
うしろから

 こちらも体重をかけるとグニャーと曲がります。むしろさらに曲がりやすいですが、曲がるのはスタンド自身なためアルミフレームが曲がることはありません。

 6年間つけっぱなしで、グニャーと曲がっては足で逆方向に曲げ返して元に戻すというのを繰り返していますが壊れていないので、耐久性だけはあるのが証明されています。

フレームが傷つくのは仕方ない
フレームが傷つくのは仕方ない

 パンクチューブで保護していたとはいえ、6年間で上画像のように傷が付いています。むしろこれくらいで済んでいるというのが、逆に安心ともいえます。

 アルミフレームならフレームに付けるタイプのキックスタンドも選択肢としてありです。カーボンならクイックレリーズタイプしか選択肢はありません。というかスタンドを付けないという選択肢しかないとも言えます。

(追記)キックスタンドを変える

 この記事を公開した翌日に、6年使ったキックスタンドがぽっきり折れてしまいました。記事で長持ちしたとか書いておいて、すぐに壊れてしまってお恥ずかしい限りです。

6年目でついに折れた
6年目でついに折れた

 最初のクイックレリーズのを再利用しようとしましたが、すでにリアキャリアでクイックエンドアダプターを使い始めてしまったので、もう使えなくなっていました。

 そのため、こちらの新しいキックスタンドを購入しました。

すこしゴツくなった
すこしゴツくなった
わりとしっかり立つ
わりとしっかり立つ
スタンドを上げた状態
スタンドを上げた状態

 フレーム2点で支えるタイプなので、わりとしっかり支えてくれます。体重をかけたりしてはダメですが。フレームと接するところがゴムのようなプラスチックみたいなので保護されているので、今回は古チューブを巻かなくても直付けでいきました。

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