今年の梅雨は東京でも雨が続いています。ここ数年あまりなかった梅雨らしい梅雨という感じです。おかげで自転車に乗れない日が続いています。
今回は、私がロードバイクでは絶対に通りたくない幹線道路のひとつ、甲州街道(国道20号)の仙川〜調布ICあたりの車道について、なぜ自転車では通りたくないかという記事になります。画像はすべて最近この辺を車で通ったときに撮ったものです。
Google Mapではこの辺りです。
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車両通行帯が延々と狭すぎる
この甲州街道は片側2車線ですが、車で走ってても、ものすごく道が狭いのです。3ナンバー以上の車は2台並んで走ることができない狭さです。(私のは5ナンバーのコンパクトカーですが。)大型トラックがいたら実質一車線しか通行できなくなります。
画像ではなかなか伝わりづらいですが、他の幹線道路と比べると明らかに狭いのです。例えるならば、一般的な片側2車線道路が交差点付近だけ右折車線を作るために、左車線に余裕がない部分がありますが、それが延々と続いているという感じです。
交差点付近では、さらにありえない狭さ
さらに交差点付近では、狭いところに無理やり右折車線を作っているので、走行車線の幅が尋常じゃないくらいに狭められています。
なかなか画像では伝わりづらいですね。交差点付近は2車線なのに並んで走ることができません。
前回の東京オリンピックの時に整備
ネットで調べると、50年前の東京オリンピックの時に砂利を大量に運べるように片側2車線にしたのがそのまま残っているようですね。現代なら片側1車線の道路しか作れないと思います。
自転車で車道を走ると恐怖すら感じる
これだけ狭いのですから、自転車で車道を走るのはとっても怖いです。延々と数キロも交差点直前の車道左側に余裕がない状態がずっと続くようなものですから、ストレスを感じます。さらに車の通行量が多いのがやっかいです。車道左側を走り続けて、車からの邪魔だ視線を浴び続けるのも嫌になってしまう原因です。
白線の外を走ってはダメ
この甲州街道は、左車線の外側の白線のさらに外は、ただの溝です。ママチャリとかはココを走ってしまいがちですが、ここを走るのは危険すぎるので絶対にダメなのです。道交法的には、車道外側線か車両通行帯最外側線なのかによって通行可なのか通行不可なのか別れるようですが、甲州街道ではそれ以前の話です。
溝でありフチであり、斜めになっているし、ガタガタだしグレーチング(鉄格子の溝フタ)があって、走ってて落車の危険性が高すぎます。
必ず車道の左側を堂々と走りましょう。避けて走る義務は自動車側にあります。
経路の選択肢からは外れる国道20号
こういったこともあり、私はよほどのことがないかぎり、甲州街道は環八を超えて調布ICの入り口辺りまではロードバイクで走ることは避けています。
府中方面に行くなら、東八道路を行けばいいのです。多摩方面や八王子まで行くなら多摩川サイクリングロードを行きます。信号待ちも無いので早いし、景色も楽しめます。