Debian 7.7「wheezy」 WordPress用にapache2 php5 mysql-server phpmyadminをまとめてインストール

2014/11/29[公開]

私の自宅サーバーのWEBサーバーの設定を記録した内容です。私はWordPressでしかHPを作成できないので、WordPressを利用するために必要なものしか入れません。

前提として、Debianインストールの記事の通りに進めたのを前提としています。

WEBサーバーはapache2を利用します。情報も豊富で初心者向けならド定番ですね。

このページの目次

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aptitude install でまとめてインストール

apt-getではなく、aptitudeでインストールします。

apt-getとaptitudeの違いは関連する推奨パッケージをインストールするか提案してくれるのがaptitudeです。親切ですね。さらに、まとめてインストールしたいものを指定すると、競合するパッケージがあっても上手いことやってくれたりするみたいですよ。今回インストールするapache2、php5、mysql-server、phpmyadminはお互い関連性が強いのでまとめてインストールします。

suコマンドで管理者権限なって、アップデートを忘れずに実施してから

aptitude update
aptitude upgrade
aptitude install apache2 php5 mysql-server phpmyadmin

これでインストールを進めます。

推奨パッケージのインストールや、競合する依存関係の解決方法など聞かれたら「Y」で進みます。

apache_install1

MySQL用のrootのパスワードを設定します。

apache_install2

確認のため、再度パスワードを入れます。

apache_install4

phpmyadminを動作させるWEBサーバーの選択画面では、apache2にスペースキーで「*」を付けてEnterで進みます

!ここ見落としがちです。

apache_install5

WordPress用にデータベースを利用するだけなので「いいえ」を選んでEnterで進みます

あとは、インストールが完了するまでしばらく待ちます。

動作確認

PCのブラウザから、サーバーのアドレスを入れて開いてみます。

apache_install3

It works! と出れば、apache2は動いているということになります。

さらに、http://サーバーアドレス/phpmyadmin/ と入れてみます。

apache_install6

ユーザー名はroot、先ほど設定したmysqlのrootパスワードでログインします。

apache_install7

これでクライアントPCから、MySQLの設定ができるようになりました。

最後にひとこと

これで、WordPressを動かすためのWEBサーバーの準備ができました。ただし、phpMyAdminのセキュリティはパスワードだけだとちょっと不安ですね。

対策は次の記事をご覧ください

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phpMyAdminのセキュリティ対策を3種類実施(エイリアス変更/アクセス制限/SSL通信)

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