環状7号線と国道15号線(第一京浜)の交差する大森東交差点です。私の独断の都内自転車危険度ランキングでも一二を争う交差点です。今回は環七を進む場合の注意点です。
Google Mapではこの辺です。
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環七外回り
環七を北上する場合、この交差点の構造をよく知っていないと命の危機にかかわります。Navitime自転車ルート検索では単純にまっすぐ進めと出ていますが、信用してキープレフトで行くとかなり危険な交差点です。
Navitime自転車ルート検索では簡単そうに出ています。
キープ・レフトではなくセンター・キープ・レフト
この交差点手前数百メートルは片側3車線の左車線は左折専用になっています。しかも大型トラックが列をなして左折しようと並んでいるので、早めに左車線内の右側をキープしないと左折するしか進めなくなります。
交差点の信号が青の場合は、このコースでないと直進できません。
これは13時くらいの映像なので、かなり空いています。
信号待ちの場合は左折信号が先
信号が赤の場合、左折信号だけが先に青になります。なので左側で信号待ちは絶対にしてはいけません。大型トラックが大きく回って左折していきます。さらに左側に横断歩道がないので逃げ場がなく、ここで立ち往生したら大型車も進めなくなりクラクションを鳴らされるだけならまだしも、巻き込み事故の危険性があります。
信号待ちは中央車線の停止線の前のポールポジションがベストです。
この映像のようにポールポジションを取れれば良いのですが、毎回上手くはいきません。
もし左車線にしか行けなかった場合は、無理せず赤線の通りに左折してその先の信号を渡って進みましょう。これは歩道を通ってこの交差点を進む場合と同じルートです。
環七内回り
環七を内回りで進む場合は、キープレフトで進むだけです。注意点は、常時渋滞で左車線にも大型車がたくさん並んでいますので、無理してすり抜けせずに信号1、2回待つつもりで進みましょう。
常時渋滞しているポイントで大型車がいると左に余裕がなくなるくらい狭い道幅です。
急いでいると次の動画のように、ついつい歩道に進みたくなります。
これはダメな人の例です。歩道を進むときは歩行者最優先の最徐行で進みましょう。
最後にひとこと
実は初めてこの環七外回りを通ったとき、私も左車線で立ち往生しました。予備知識なしで自転車で通るのは、ほんとに危険な交差点です。