Google Pixel 3a(Clearly White)をメイン端末として使用し始めて2週間が経過しました。(初期セットアップの記事)
使い始めてから設定を変更した点や使用してみた機能のレビューの記事です。前機種がArrows M03からの買い替えなので、Pixel 3aじゃなくても今どきのAndroidなら当たり前のことでも感動しているかもしれません。
このページの目次
屋外で画面が暗いと感じたら
初めて天気がいい日中に外で使って感じたのは「画面が暗い」です。日光が照りつける屋外では画面が暗すぎてほとんど使えません。最初に疑ったのはAmazonで買った液晶保護フィルムですが、どうやら違うようです。
前の機種のArrowsでは屋外でも見やすいのが売りだったからかなと考えていたら思い出しました。画面の明るさの設定で何か項目があったなと思い出して、Pixel 3aの画面の設定の項目を見たらありました。デフォルトで有効になっていないのはどうなのという感じです。有効に設定後は屋外でも見やすくなりました。
設定⇒ディスプレイ⇒明るさの自動調整⇒ ON
初回のPASMO改札が通らなかった謎
前機種のArrowsからモバイルスイカの設定を移して、初日に私鉄の東急東横線の改札に入ろうとしたら改札が開きませんでした。隣の改札で試しても、スマホを再起動しても無反応です。Pixel 3aのFelicaの場所は指紋認証のくぼみのところなので、そこを近づけても離してみても反応なしでした。
すでに電車を1本逃しているし、後ろに人がいたら迷惑だしで、とりあえず現金で切符を買って乗ったのですが、東急の改札を切符で出てすぐにJRに乗り換えるので恐る恐る後ろから人が続いてこない一番端のJRの改札でかざすとピッっと改札が開きました。
「???」な状態です。それ以降、帰りにJR⇒東急で乗りましたがなんの問題もなくPASMOの改札でも使えるようになりました。Arrowsの時とFelicaの位置が変わったので最初慣れてなかっただけかと思いましたが、試しにかなり指紋認証位置からずらしてかざしてもピッっと開くので、なぜ初回PASMO改札で無反応だったのか原因不明です。
伝言メモ(留守電)機能がない
Pixel 3aには伝言メモ機能がないというのを購入後に知りました。Arrowsでは伝言メモ機能があったのでそれを留守電代わりに使っていました。どうやら伝言メモ機能というのは国内メーカー製品にしか搭載されていないようで、海外メーカーのスマートフォン(iPhone含む)には無いのが普通らしいです。
Pixel 3aで留守番電話が必要な場合は、次の3通りの方法があります。どの方法も留守電を利用するためには多少なりとも費用の負担が必要です。
- キャリアの留守電オプションを申し込む(IIJmioの場合は月額300円)
- スマート留守電アプリをインストール(Playストア版は月額310円)
- FUSION IP-Phoneに転送して無料留守電サービスを使う(転送中の通話料が発生)
私の場合は、Pixel 3aのSIMの番号はほとんど電話がかかってこないので(仕事用のガラケーとの2台持ち)、留守電なしでも全く困らないです。米国で始まっているAIが電話応答してくれる Call Screen が日本で始まれば留守電代わりになってくれればいいかなと期待して待つことにします。
指紋認証が便利
Pixel 3aの指紋認証の位置は背面の中央くらいにあります。指紋を登録しておくと、ロック解除のときに指紋で解除ができて便利です。背面にあるので、人差し指を登録しておけば片手で持った時に自然な持ち手の位置で指紋認証がおこなえます。
電源を切って入れなおした時と、再起動のときだけ指紋認証が使えないのでパスコードやパターンなど最初に設定した画面ロックの解除方法での解除が必要となります。
手になじんで落としにくいかも
片手でしっかりホールドした状態で指紋認証でロック解除できるので、なんとなくスマートフォンの落下防止にもなっているような気がしています。前機種では、片手で無理してパターンでロック解除をしようとして落っことすことがあったような記憶ありです。まだ買ったばかりで慎重に扱っているだけという気もしますが。
ホームアプリ
ホームアプリは特にこだわりはないので、デフォルトの Pixel Launcher を使っています。この記事のアイキャッチ画像ではホームの背景画像だけBing壁紙になっています。
Microsoft Launcherアプリをインストールしていると、ホームアプリを Pixel Launcher に戻しても壁紙だけはBing壁紙が残って、日替わりで壁紙が変わるのでお気に入りです。
カメラ機能が楽しい
カメラアプリで撮った写真を確認するのはGoogleフォトアプリです。いままで使っていたAndroidスマートフォンだとフォトライブラリーアプリがありましたが、Pixelでは写真ライブラリーもGoogleフォトアプリになります。Pixel特有のカメラ機能とGoogleフォトアプリが連動しているのがGoogle純正スマートフォンの良いところと感じます。
ポートレートで背景ぼかす
カメラアプリでカメラモードを「ポートレート」にして撮影すると、Googleフォトのライブラリーに「補正なし版」と「補正済み版」の2種が1枚になって登録されています。何枚か撮ってみましたが、AIがポートレート(肖像画)ではないと判断した写真は補正版が作られないこともあるようです。
デフォルトでは「補正済み版」がメインになっています。Pixel 3aのGoogleフォトアプリでメインを変更したり片方を削除したり、補正済みからさらに奥行き(背景ぼかし)具合を編集したりできます。(PCのGoogleフォトでは奥行き編集はできない)
Googleフォトでポートレート撮影した写真を選んで(大きく表示して) ボタン押し⇒ ボタン押しで、明るさ・カラー・奥行きが調整できます。下画像は犬の顔にフォーカスを当てて奥行きを最大に調整した画像です。
夜景モード
カメラモードで「その他」をタップして「夜景モード」を選べます。夜に通常のカメラモードで撮影しようとしても「夜景モードにしますか?」と聞いてくるので切り替えることができます。
通常のカメラモードで撮影してもずいぶん明るく撮影できると思いますが、夜景モードで撮るとさらに明るく撮れます。
モーションフォト
モーションフォトというのは、JPEGの画像と数秒のMP4動画を同時に撮るもののようです。何が良いのかというと、撮ったあとにGoogleフォトで写真としても扱えるし動画としても扱えるというのが利点なのかなと感じています。Gooleフォトでモーションフォトを選んで「ダウンロード」すると拡張子.jpgの写真になります。モーションONの状態で右クリックで「名前を付けて動画を保存」で拡張子.mp4の動画がダウンロードできます。
通常のカメラモードで撮影すると、デフォルトではモーションフォトが「自動」になっています。AIがモーションで撮るべきかどうか自動で判断しているのでしょうか、あとでGoogleフォトで確認しないとモーションがONかOFFかわかりません。
確実にモーションフォトにするかどうか選ぶためには、カメラモードで上のほうに「モーション:ON」「モーション:OFF」「モーション:自動」を選ぶボタンが出ています。
その他カメラ機能はいろいろあるようです。拡張現実のプレイグラウンドとかは使う事はないかなと思います。その他のPixelシリーズのカメラ機能はGoogleのページをご覧ください。
AR徒歩ナビ
Pixelシリーズに先行で試せるアルファ版AR徒歩ナビも結構使っています。地下鉄出口を出てどっちに行けばいいのかわからない時によく使っています。詳しくは前回記事にしています。