自転車で車道を走るならヘルメットをするのをオススメします。私は、街乗りでも常にヘルメットをかぶって乗っています。事実、交通事故(過去記事)の被害者になった時もヘルメットをしていて助かりました。日本では自転車のヘルメット着用は義務ではありません。ヘルメットの要・不要論は決着がつかない論争です。
この記事は、スポーツバイクに乗るなら、ヘルメットをかぶるのが当たり前と考えている、私の個人的意見です。
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警視庁も推奨
先週、警視庁が自転車安全利用指導啓発隊(通称:BEEMS)を発足させて、ヘルメットの着用を推進させるべく活動をスタートさせたニュースがありました。
ジテ通での普及率は良い
上のニュースを見ると、ヘルメットの普及率はまだまだ低いんだなという印象です。でも、都内を朝晩の通勤時間帯に走るロードバイクのジテ通仲間を見ていると、なかなかの普及率だと思っています。
車道を走るなら
下の動画は、平日の朝9時くらいの246の様子です。ロードバイクはやはり速度が出ます。これをヘルメット無しで走れるかと考えると、私にはできません。
この動画では、追い抜いた自転車全員がノーヘルメットという珍しいパターンでしたが、普段はもう少しママチャリやクロスバイクでも着用率があるはずです。
ヘルメット着用のハードルを下げる
ヘルメットを着用して自転車に乗るのは、万が一の事故や転倒時に頭部を守ることになるという点は、誰もが認めるところです。しかし、そうは言っても現実的にヘルメットをして自転車に乗る、という行為に出る人が少ないのには色々とハードルがあるのでしょう。
国内正規流通品は良い値段
ヘルメットを買おうかなと、スポーツバイク系を扱っている自転車屋さんや量販店に行くと、意外とお値段が高いのです。スポーツバイク用ヘルメットなら一万円から数万円の商品が中心です。手にとってレジまで行くまでに、また今度でいいかと商品を棚に戻してしまう値段です。
国内正規流通品で安心感がある、JCFマークが付いていて品質保証があるなど、やはりお値段なりの良い点があるのでポンと買えるなら、信頼あるショップで購入するのが良いです。
ネット通販の安いので十分
私が購入して利用しているのは、ネット通販で買える安いやつです。自転車がGiantなので、ヘルメットもGiantマーク入りのおそらく台湾からの輸入品です。2千円台で買えるので気軽に購入できます。気軽に購入できる。これがなによりのヘルメット普及推進につながるでしょう。
広告アマゾンのサイトが開きます。品質の違いはそんなに無いかもしれませんが、正規公認マークや保証は期待できません。レビューをよく見て購入は自己責任でどうぞ。
使い捨ての消耗品感覚
自転車用のヘルメットは、素材が発泡スチロール製です。なんでも1回衝撃を受けたヘルメットは、その衝撃吸収能力が保証できなくなるとか。着脱時に手が滑ってアスファルトに落としても効果がなくなるとも。
高いのを買って末永く使うよりも、安いヘルメットで定期的に買い替える。消耗品感覚で安いのを選ぶというのが貧乏症の私には合っています。
駐輪時の携行問題
意外とネックになるのが、駐輪時にヘルメットをどうすればいいのか、という問題です。ヘルメットを持ち運べばいいと思う人は問題ないですが、自転車で来たというのを知られたくないという場合もあります。ヘルメットは軽いのは良いですが、場所を取ります。扱いに困るので敬遠したくなるかもしれません。
私は、いつも駐輪時にはヘルメットをハンドルに引っ掛けて置いていきます。別に盗られても困らない安物だから心配なしです。実際に盗られたこともありません。盗る気にもならない品物だからでしょうか。
ヘルメットに必然性を持たせる
ヘルメットを装着しないと困る状況を作れば、ヘルメットをかぶる理由を考えるまでもなく、かぶるのが当たり前という感覚になります。
ウェアラブルカメラを付ける
私は、前にも記事(過去記事)にもしましたが、自転車に乗るときは常にウェアラブルカメラで録画しながら走っています。カメラをヘルメットに取り付けているので、ヘルメットが必要なのです。
ハンドタオルを忘れない
ウェアラブルカメラを取り付けたヘルメットは、ちょっと重くなるので、そのままだとズレやすいのです。それでハンドタオルを頭に載せてからヘルメットをかぶるとしっかり固定されて良い感じです。
このハンドタオルは、自転車から降りた時に汗を拭くのに役立ちます。タオルやハンカチを忘れて出掛けることが多い私には助かります。汗だくで目的地に到着してから「あ、タオル忘れた。」ということが無く、家を出る前にハンドタオルを忘れていることに気づけます。
寝ぐせ直し
私はクセ毛が酷く、朝起きると寝グセが付いています。これがヘルメットをかぶって走ると、なかなかいい具合に蒸れて寝グセが直っているのです。整髪料を付けなくてもボサボサ髪も直ります。わりとどうでもいい理由付けになってきました。
最後に
現在は、東京都では13歳未満の子供に対して、保護者がヘルメットを装着させる義務があります。大人は自転車のヘルメットをかぶるかどうかは自分の意志に任せられています。私は以上のような理由から、必ずかぶっていますし、かぶるのが当然と思っています。