WordPress公式テーマのTwentyFifteenのデフォルトのフォントは、GoogleのWEBフォントであるNotoフォントというのになっているようです。しかし、詳しい仕組みは理解できませんが、現状では日本語環境だか日本語フォントではローカルにある機種依存フォントになるみたいですよ。さらにTwentyFifteenは明朝体フォントが選ばれるようになっているようです。なぜかは…わかりません。
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デフォルトのフォントを確認
iOSでは、惚れ惚れするぐらい美しい明朝体です。特にiPadでみるのがTwenty Fifteenのテーマが一番映える印象です。
iPad iOS8.1.2でのキャプチャです。これから別なフォントに変える必要あるでしょうか?いや、変えたくありませんね。
Androidは機種によりフォントが変わるようですが、日本語フォントが入っている機種であればだいたい綺麗に見えるので、とくに指定する必要はないでしょう。(たいていは丸ゴシックか角ゴシックになっているはずです。)
問題なのはWindowsです。
WindowsではWindowsの明朝体フォントの表示になるようです。一気に残念な感じになってしまいます。
Windowsだけフォントを指定してみる
windowsだけフォントを指定する方法はあるのでしょうか?いろいろググって調べて、実際に試してみたところwindowsにしかないフォントを指定すると良いみたいです。
子テーマのstyle.cssに記述
メインの記事本文のフォントが変わればいいので、bodyだけ指定してみました。
body { font-family: "游明朝" , YuMincho , "メイリオ"; }
windows8.1以降は游明朝体
Windows8.1以降は標準で「游書体」というフォントがインストールされており、游明朝体という明朝体のキレイなフォントが使えるようです。これは利用しない手はないでしょう。フォント名を”游明朝”と指定しているのはwindows8.1用です。
Windowsなのにキレイな明朝体で表示されています。
Windows7-Vistaでは仕方なしにメイリオ
7とVistaではメイリオを指定しています。キレイな明朝体がないので無難にメイリオです。
これは見慣れた感じです。
MacでOfficeを利用している場合
MacでOfficeを利用している人はメイリオが入っているので、OS10.9以降標準でインストールされている游明朝体のフォント名のYuMinchoをメイリオより前に指定しています。OS10.8以前でOfficeが入っている場合メイリオになります。ウチにはOffice入りのMac環境がないので、思い通りになっているかは、今すぐ確認できません。
iOS8で游書体は標準で使えるのか?
じゃあ一体、もともとウチにあるiPadで気に入ったと言っている明朝フォントって何なんだ?って疑問があります。iOS8で游書体が標準で入っているのか、ググっても情報は探せませんでした。実際に状況判断で推測してみます。
とりあえずゴシック体指定に変えてみる
子テーマのstyle.cssの指定を変えてみました。
body { font-family: "游ゴシック" , YuGothic , "メイリオ"; }
游ゴシック体を指定しても、iPadではデフォルトの明朝体のままでした。游ゴシックが入っていない=游明朝ではないという推測が成り立ちます。となると、従来通りのヒラギノフォントということでしょう。私がiOS8.1.2でキレイだといっていたのは”Hiragino Mincho ProN”だということでしょうか。
ちなみにこの設定でwindows8.1で見てみると
やはりゴシックのほうが定番でしょうか?游ゴシック体もなかなかいいですね。
最後にひとこと
ということで、しばらくはこの設定で行ってみます。
body { font-family: "游明朝" , YuMincho , "メイリオ"; }
デフォルトの明朝体主体の方針を尊重した設定です。
今回参考にさせていただいたサイト
CSSでのフォント指定について考える(2014年)
http://www.dtp-transit.jp/misc/web/post_1881.html
font-familyに游書体(游明朝/游ゴシック)を指定する
https://w3g.jp/blog/use_yufamily
CSSのfont-family指定に関する考察 2014年版