Androidカーナビ Xtrons TE103SIPと、ドライブレコーダー Comtec ZDR-015 を購入済みですが、ドライブレコーダーの映像をナビに外部出力でつなぐかどうか検討しましたが、映像を大画面で映す以外に利用方法がなさそうなので、それぞれ単独で運用することにしたという内容です。
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映像出力ケーブル
ドライブレコーダーZDR-015 のオプション品のオーディオケーブルVC-100を購入しています。これでドライブレコーダーの小さい画面の映像を、外部出力して大きなモニターに映し出すことが出来るようになります。
駐車監視・直接配線ユニット HDROP-09とセットでアマゾンで購入しました。
コムテック ドライブレコーダー用オプション オーディオケーブル VC-100
¥807コムテック ドライブレコーダー用オプション 駐車監視直接配線コード HDROP-09
配線図
Xtronsのサポートに頂いたTE103SIPの配線図を載せておきます。前回記事でも使っていますXtronsサポートから頂いた画像を使います。(利用許可確認済み。)
ドライブレコーダーの外部出力映像をつなげる番号はこの図を元にした番号です。
3通りの組み合わせ
このAndroidナビは、外部入力映像をつなぐコネクターが3つあり、それぞれのコネクターによって使用するアプリが違います。どのアプリも映像を映すだけのアプリで録画機能がないです。
- 23番(フロントカメラ映像入力)+F-Camアプリ
- 31番(DVRビデオ入力)+ドライブレコーダーアプリ
- 32番(ビデオ入力)+AV入力アプリ
31番のDVRビデオ入力につないだときのドライブレコーダーアプリは初期状態ではプリインストールされていないアプリです。設定アプリの工場設定(Pass:126)に入ってDVR項目を“USB+CVBS”に変更してはじめて出現するアプリです。
名前がドライブレコーダーというアプリなのに映像を映すだけのアプリです。
ナビでドラレコ機能を使うには
録画機能があるのはプリインストールされているDVRアプリだけです。このアプリはUSB接続のカメラ専用アプリです。ナビのアプリでドライブレコーダー機能を利用したい場合は、対応のUSBカメラ(DVR-015)を購入するしかないです。
ちなみに、Google Playストアからインストールできる一般的なドライブレコーダーアプリでは、外部入力映像を使って録画することができませんでした。Playストアのアプリは、一般的なスマートフォンやタブレットの内蔵カメラの映像を利用することしか想定されていないためです。これはおそらくUSBカメラの映像でも同じく利用できないと推測されます。
どうやらハードとアプリがセットで設計されていなければドライブレコーダー機能は使えないようです。これが、つなぐコネクターによって利用するアプリが別々になっている理由のようです。
別々に運用することに
実は一番決定的なことに、ドライブレコーダーZDR-015を外部出力でつなぐと、ドライブレコーダー本体側の液晶が消えて真っ黒になってしまうという致命的な問題があったのです。
いくらナビの大きな液晶に画面を映しても、操作はドライブレコーダー本体側のボタンで行う必要があるので、これで本体液晶が真っ暗だととても不便です。どちらかというと小さくても手元の液晶で確認したほうがやり易いでしょう。
ということで、ナビの画面にドライブレコーダーの映像を映す必要性がなくなったので、ナビとドライブレコーダーは別々に単独で運用させることにしました。