2015年2月、ANAの旅作でベトナム旅行に行ってきました。今回の「旅作」パックは成田からホーチミンまでの航空券と、ホーチミンでの2泊分のホテルがセットになっています。全部で6泊旅行なのですが、残りの4泊分は自分たちで別にホテルを予約して自由に泊まることができるパック旅行です。
しかもビジネスクラスの航空券パックがセール対象になっていたのでポチッと予約しちゃいました。 今回は初日と最終日の一日ずつ計2泊したホーチミンでの記録です。
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一日目
17:25の成田発ANA931便でホーチミンへ向かいます。
ビジネスクラスなのでラウンジが使えます。成田に4時間前に到着しました。せっかくなので早めに家を出ました。
搭乗も優先、シートは足が伸ばせるし、リクライニングシートが最高でした。
タンソンニャット国際空港でトラベラー用SIMカードを買う
ホーチミンのタンソンニャット国際空港に到着したのは現地時間22:30でしたが、ネット情報の通りに到着ゲートを出てすぐ左のほうにmobifoneのカウンターが開いていました。
パスポートを見せるとトラベラー用のSIMを購入できます。プライスリストでは6種類くらいありましたが、私たちが必要な通話無しプランはひとつだけでした。3GBの高速通信付きで290,000ドン(約1700円)でした。
購入すると店員さんの携帯を使ってアクティベーションを済ませてくれます。あとは機器にSIMカードをセットしてくれるところまでやってくれました。ただしnexus7のように素手で開ける事ができない機器の場合は、自分で開けるように店員にうながされるので事前にクリップの先のようなモノの用意が必要です。
左が私のSimフリーのモバイルWi-FiルーターPWR-100F(BF-01B改)用のSIMカード、右が奥さんのnexus7 cellular版用のマイクロSIMカードです。
Nexus7は自動判別でAPNの設定が完了しますが、その他の機器でもAPN設定変更は不要です。日本で利用しているAPN設定のまま利用できます。簡単ですね。
Nexus7で情報を見ると利用期間は30日のようです。「警告:上限は2GBです」と出ているのはどういう意味でしょうか?今回は6泊なのであまり気にする必要ないでしょう。今回の旅行中は問題なく快適に利用できました。
空港からホテルへのタクシーで失敗する
空港からはタクシーで一泊目のホテルであるラマナホテルへ移動しました。
ウチの奥さんが事前に調べて印刷していたぼったくりタクシー防止カードを手に、手順に書いてある通りの最大手タクシー会社の車を見つけて乗り込んだまでは良かったのですが、メーター84(84,000ドン=約500円)のところ150,000ドン(約900円)渡してしまう失態をしてしまいました。
空港からのタクシーは、空港入場料10,000ドン追加です。
メーターの料金+10,000ドン(約60円)が空港への行き来のタクシーには必要です。わざとかどうか知りませんが支払のときベトナム語でたぶん「空港入場料が必要だよ」とまくし立てて来ます。知っていれば「はいはいプラス10ね。」といなせますが、知らないと私のように???な状態になってコレか?コレか?とまだ扱い慣れていないお札に戸惑いながら100,000ドン札と50,000ドン札を渡してしまうハメになるワケです…
とくにANA931便だとホテル着が23時過ぎになるのでホテルのドアマンもいない時間なので助っ人もいない状態で要注意ですね。空港入場料は帰りにゲートで運転手が払うのをガン見して確認したので10,000ドンで間違いないと思います。(2015年2月現在)
なんにせよ日本領事館が作ったぼったくりタクシー防止カードは印刷して持っていくのをオススメします。
在留邦人向け安全の手引き 在ホーチミン日本国総領事館 http://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/2016/feb/20160224_hcm_deno_anzen_notameni.pdf
ぼったくりタクシー防止カード(PDF)
一泊した後は、午前中に戦争証跡博物館「WAR REMNANTS MUSEUM」に行って午後からはホイアンに向かいました。ホイアンでの記事は別になりましたが、ぜひともこの後にご覧ください。(リンクは最後に紹介しています。)
最終泊は贅沢してマジェスティック サイゴン
ホイアンからホーチミンに戻り、この旅の最終泊、旅作での2泊目となるホテル マジェスティック サイゴン「Hotel Majestic Saigon」に泊まりました。
フランス植民地時代から続く90年の歴史あるホテルです。日本軍進駐時代には「日本ホテル」となっていた写真などが壁に飾ってありました。
プールのベンチは少ないので午前中の空いている時間に行きました。
5階にあるバーです。朝食もコチラで食べます。旅作のサイトでは朝食が付いているか不明でしたがちゃんと付いていましたよ。
クアン94ゴックで夕食
マジェスティックホテルにチェックインした夜は、奥さんご希望のカニ料理の有名店「クアン94ゴック」に行きました。街をぶらぶら観光しながら歩いていきました。なかなか歩く人は少数派な距離でしょうか。
旧正月直前の街は電飾で綺麗です。
左手前のお店がネットで有名なお店、右4軒隣にも類似店があります。両方の店のメニューを見させてもらいましたが、メニューと金額はぼぼ同じでした。左手前のお店には日本語メニューがありました。どちらのお店もお客さんで一杯です。
有名メニューのソフトシェルクラブが220,000ドン(約1300円)とネットで見た情報より値段が上がっています。ベトナムの物価上昇なのか、海産物につき時価なのか、旧暦での年末価格なのか不明ですが、手持ちの現金ではちょっと不安ということに。
ATMを探します。類似店の方向へ歩きサークルKを超えて1ブロック先あたりにATMを見つけました。
現金を補充したので日本語メニューのある方のお店にて腹いっぱい食事にありつけました。
チェックアウトから飛行機の時間まで市内観光
帰りの飛行機は23:55分発のANA932便です。丸一日観光できる時間が残っています。
市内にあるコロニアル建築の数々を歩いて回ります。有名な郵便局ですが最近ペンキを塗りなおしたみたいです。
観光、お土産、お買い物の定番、ベンタイン市場も徒歩圏内にあります。
自分用にはベトナムバイクには必需品のマスクを買いました。東京で自転車に乗るとき用に買いました。お決まりの値切り交渉の結果5枚で80,000ドン(約480円)でした。
奥さん用の買い物はいろいろ買いましたが、私は市場の外の店でまたマスクを買いました。おばちゃんが言うには、先ほどのモノより裏のメッシュ部分が上級だというマスクを5枚で75,000ドン(約450円)に値切れました。
市場の夜店の屋台で食事
ベトナム最後の食事は、奥さんご希望のベンタイン市場横にあるという屋台で食べる予定でしたが、夕方5時を過ぎてもお店を見つけることができず、今日はやってないのかと思っていましたが、
ベンタイン市場の正面入口に向かって左側の昼間は何もない通りが
6時半くらいからワラワラとテントが組みあがり始めます。
まだ準備中ですが、店先で待っていると店員さんに席に案内されます。
7時ごろに準備完了で開店のようです。
あっという間に満席です。
ベトナムらしい料理が食べられます。お値段は本物の屋台よりは観光客価格寄りです。それでも安いですよ。
市場の中が夜閉まるのに合わせて、あらゆるお店が外に移動したという感じになります。食事ができる屋台は今日は2店舗しか出ていなかったので早目に行かないと満席になること必須ですね。
この屋台通りは夜間バイク進入禁止のようですが上の写真の通り、誰も守っていません。最後までベトナムらしさを感じながら帰路に立ちました。
(おわり。)
ぜひともホイアンで過ごした記事のほうもご覧ください。