東京都文京区の白山通りの自転車専用レーンが、理想的に自転車で走りやすくなっていてびっくしました。ただ一点の変更(駐車ラインの書き方)を変更しただけで、こんなに上手くいくのかという驚きの改善方法です。
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2018年4月のストリートビュー(改善前)
2018年4月ごろの改善前の状態を確認するためにGoogleストリートビューで見てみます。
車道脇に青いラインの自転車専用レーンが確認できます。しかし、その自転車レーンに駐停車している車両がレーンを塞ぐように停まっています。他の道路でもよくある自転車専用レーンの光景です。
自転車通勤などで車道にある自転車専用レーンを走っていて一番ムカッとするシチュエーションではありますが、駐停車禁止ではない場所であれば駐停車車両が自転車専用レーンを 塞いで停めるのは問題なしです。駐停車車両を避けるために、自転車はレーンから走行車両にはみ出して走るしかありません。急に危険度が上がる行為を強制されるので、そこがモヤモヤとこみ上げる感情を抱く原因であるのは確かです。
駐停車用のスペース確保(改善後)
2019年7月に巣鴨駅のほうから白山通りを通ったときに、何かものすごい光景を目にしました。
駐停車の車両がたくさんいるのに、自転車専用レーンを走り続けることができます。青いレーンと走行車線の間に、駐停車用の四角いラインが書かれています。
なにが驚いたかというと、駐停車している車両がきちんとラインを守って停めていることです。1台くらいは無視して(もしくは惰性で)自転車レーンを塞いでいるのがあるだろうと思いながら進んでいきましたが、全台きちんとラインを守って停まっていました。
白山通りは理想郷
ここ1年ちょっと自転車(ロードバイク)に乗るのをさぼっていたので、もしかしたら最新の道路事情に疎くなっているだけかもしれませんが、この自転車専用レーンには驚きました。
こういうのを管理しているのが、文京区なのか警視庁なのかわかりませんが、これからの自転車専用レーンの整備はこうあるべきだと思いました。道路幅などの問題があるので、難しいのかもしれませんが増えていったらいいですね。
通りすがりのコメント、失礼します。
毎日通勤でこの道を走っている者です。
当初はこちらのブログで書かれているとおり、自転車にとって走りやすい道でしたが、現在は大量の路上駐車が自転車専用道路上に発生しており、残念ながらとても走りやすい道とは言えなくなってしまいました。
荷物の積み下ろしの駐車はまだ許容できるのですが、タクシーの運転手がタバコを自転車専用道路で吸っているのをよく見かけます。
また、この自転車専用道路の敷設の仕方には致命的な問題があり、歩道側からも車道側からも歩行者が突如として現れる可能性があるという点です。
(車道側からは車の運転手がボンネット側を歩いて回ってくる or 後部座席の扉が開く)
自転車で走るとカメレオンのように左右に視界を広げないといけません。
自転車の走りやすい道を用意してくださる行政側の意向は大変嬉しいのですが、今後の改善をさらに期待したいところです。
私も最近数回通りました。
60分パーキングマークのラインがあるところは皆さんちゃんと停めていますが、ところどころパーキングラインが無い区間は自転車レーンを塞いで停まっていますね。
この区間はたしかに速度を出すと飛び出し・急なドア開けが怖いのでゆっくり走るしかないですね。